コロンビアの環境建築 混成系の風土における「場所」の構築
コロンビアの建築は、世界の気候・歴史・文化の混淆を表現している。建築家は、都市や集落の文化的固有性を建築設計の根拠として空間思想を深めている。そこから多面的な文化に基づく社会を創造するために必要な調和という勇気を学ぶことができる。
80年代から2000年代の建築ガイドと論考の2構成で紹介するコロンビア建築案内。
■目次
・作品編
都市開発と建築
歴史環境と建築
建築材料と表現
集合住宅
ランドスケープと建築
文化施設
・論考編
コロンビア建築へのアプローチ
コロンビアの建築における場所と伝統の構築
コロンビアの建築に関する場所の感覚
ボコタの都市化と都市政策
ボコタの歴史地区の建築遺産
レンガ・土・竹の建築
ボコタにおける住宅地開発とコミュニティ
人間の生命に触発される建築
国際協力事業による集落地の地域図書館
著者:北尾靖雅、ハビエル・ペイナード
出版社:鹿島出版会
サイズ:A5変
ページ数:335
発行年:2016.07
