評伝 ウィリアム・モリス
デザイン・詩・社会主義に巨大な功績を残した万能人モリス。その華やかな生涯と多彩な仕事の全てを概観した、本邦初の書き下し評伝。
■目次
・第一部 「楡の館」から「赤い家」(1834~58)
第1章 ウォルサムストウとエッピングの森
第2章 オックスフォードの風景-中世とオックスフォード運動
第3章 北フランス、ゴシック大聖堂の旅
第4章 「芸術の騎士たち」-ラファエル前派との出会い
第5章 トマス・カーライルとジョン・ラスキンの言辞
第6章 オックスフォードの壁画共同制作
第7章 ジェイン・バーデンとの出会い
・第二部 「赤い家」から「ケルムスコット領主館」(1860~82)
第8章 「赤い家」-“家というより一篇の詩だ”
第9章 モリス・マーシャル・フォークナー商会
第10章 モリス・デザインの先行者たち
第11章 平面装飾の思想-パターン・デザインと「小芸術」
第12章 モリスの壁紙
第13章 「奇妙な三人の寄合所帯」
第14章 詩人モリス-『地上楽園』
著者:蛭川久康
出版社:平凡社
サイズ:A5
ページ数:547
発行年:2016.06
