対談集 つなぐ建築
空間の市場化を推し進めたグローバル経済の破綻、そして東日本大震災は、建築の未来をどう変えるのか。失われた人と大地とのつながり、人と人とのかかわりを取りもどす建築とは-。
伊東豊雄、岡田利規、佐々木正人、原武史、藤森照信、御厨貴、蓑原敬と語る。建築界の第一線で飛躍をつづける著者の、震災前と後の思考の記録。
■目次
・決断不能社会の政治と建築 御厨貴
・歌舞伎座 新たな祝祭空間へ 藤森照信
・団地以降の集合住宅 原武史
・都市と建築をつなぐ肌理 佐々木正人
・都市計画の勝負
(上)都市への責任
(下)コミュニティが街を動かす 蓑原敬
・「みんなの家」から始まるもの 伊東豊雄
・震災を経て生まれるフィクション 岡田利規
・ポスト工業化社会を走る鉄道のかたち 原武史
著者:隈研吾
出版社:岩波書店
サイズ:四六
ページ数:183
発行年:2012.03
