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新版 朝鮮の建築と芸術

セール価格 19,800円(税込)

明治・大正・昭和にかけて、東洋建築史・美術史・考古学研究の先達としてすぐれた業績を数多く残した関野貞の朝鮮にかかわる論攷の集大成が昭和16年に刊行された。朝鮮半島の遺跡・遺物の調査は日本の植民地支配と大陸進出を背景に始まったが、明治末年から昭和初めにかけて朝鮮半島各地の古墳、寺院、廟堂、石造遺物などの古建築および美術工芸品の徹底的な調査を行ない、自ら撮影した膨大な写真記録を付してまとめられたこの論文集は、幅広い分野にわたる画期的な研究成果をまとめたものであり、今なお朝鮮研究の基本文献として高く評価される。このたび、その豊富な写真や図版を新規に改版し、解説文の記述等も平明に改めてここに新版として刊行する。

■目次

朝鮮美術史/楽浪時代の古墳/平壌付近における高句麗時代の墳墓および絵画/朝鮮の瓦文様/百済の遺跡/朝鮮三国時代の彫刻/新羅時代の建築/朝鮮東部の遺跡

上製・函入、口絵28点、挿図505点

著者:関野貞、藤島亥治郎、太田博太郎、鈴木嘉吉、藤井恵介

出版社:岩波書店

サイズ:A5

ページ数:802

発行年:2005.05