都市の再生を考える 2 都市のガバナンス
情報化やグローバリゼーションの進展に伴い、都市社会もまた新たな問題に直面している。都市とは誰のもので誰がつくるのか。市場化の進展の中で溶融する都市の意思決定の側面に光を当て、都市づくりの発想を批判的に捉えなおす。地方分権や自治体相互のネットワーク、自治のあり方などを論じ、人間の生活の場として都市を再生させるさまざまな政治社会的条件について考察する。
■目次
・ポスト工業化時代の都市ガバナンス
・変貌する市民
・都市生活のリ・デザイン
・都市レジームとその変容
・地方分権と都市政治
・変貌する世界都市と都市ガバナンス
・都市主義を超えて
・新しい都市民主主義を求めて
著者:植田和弘、神野直彦、西村幸夫、間宮陽介
出版社:岩波書店
サイズ:A5
ページ数:266
発行年:2005.06
