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視覚都市の地政学-まなざしとしての近代

セール価格 5,390円(税込)

20世紀初頭から現代まで、東京はいかに〈まなざしの場〉として経験=構成されたのか?街頭、百貨店、映画館、テレビ、テーマパークなど各所における〈まなざしの政治〉を固有の地理的文脈のなかで明らかにし、地政学的展望へと向かう。『都市のドラマトゥルギー』『博覧会の政治学』以降の20年にわたる都市論の集大成!

■目次

・眼・群集・都市 まなざしとしての近代

・拡大するモダニティ

 帝都東京とモダニティの文化政治

 近代空間としての百貨店

 映画館という戦後

 占領地としての皇居

・飽和するモダニティ

 テレビが家にやって来た

 メイド・イン・ジャパン

 テレビ・コマーシャルからの証言

 シミュラークルの楽園

 空から見た東京

・認識するモダニティ

 都市の死、文化の場所

 都市とは何か

 戦後東京を可視化する

・あとがき

著者:吉見俊哉

出版社:岩波書店

サイズ:A5

ページ数:468

発行年:2016.03