
図説精読 日本美の再発見 タウトの見た日本
日本人に長く親しまれてきた『日本美の再発見』を、タウト自身が残した資料そして丁寧な注とともに読み解く。
桂離宮をはじめとする名建築はもちろんのこと、旅で出会った秋田・高山・下呂など地方の町と人のことも愛情たっぷりに語る、タウトの美意識が結晶した『日本美の再発見』は多くの日本人に読み継がれてきた。本書では、この一冊をより味わうために細やかな注を付し、スケッチ、日記などを収録。石元泰博、松村芳治両氏の美しい写真を多数掲載。
■目次
I. 図説篇
日本建築の基礎 それぞれの要素は良き社会の仲間のように
日本建築の世界的奇蹟 真の建築の精神を見つけるために
伊勢神宮 まるで気高い結晶のように
飛騨から裏日本へ タウト、日本を旅する1
冬の秋田 タウト、日本を旅する2
永遠なるもの 桂離宮 永続し継承されるもの
II.精読篇
日本建築の基礎
日本建築の世界的奇蹟
伊勢神宮
飛騨から裏日本へ
冬の秋田
永遠なるもの 桂離宮
・増補改訳版あとがき
著者:ブルーノ・タウト、篠田英雄、沢良子
出版社:岩波書店
サイズ:A5変
ページ数:268
発行年:2019.11