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丹下健三建築論集

セール価格 924円(税込)

世界のTANGE-。国際的建築家として丹下健三の名を知らしめたのは、その作品のみならず、彼の論説と思想であった。人間と建築にたいする深い洞察と志。「美しきもののみ機能的である」との言葉に象徴される独自の美意識。建築の化身と呼ばれた不世出の建築家による重要論考を集成する。二巻構成のうちの建築論篇。

■目次

1 建築家の構想力について

 MICHELANGELO 頌(しょう) Le Corbusier 論への序説として

 現在日本において近代建築をいかに理解するか 伝統の創造のために

 現代建築の創造と日本建築の伝統

 無限のエネルギー:コンクリート

 芸術の創造性について

2 建築の設計について

 日本の建築家 その内部の現実と外部の現実

 おぼえがき 建築設計家として民衆をどう把握するか

 建築家は民衆をどう把えるか

3 建築の美について

 インダストリアル デザインと建築 自由な娘たち

 芸術の定着と統合について 三人展を機会に

 グロピウスの残した余韻

 『桂』序

 サンパウロ・ビエンナーレ展の焦点

 対立をふくんだ芸術の協同

・編者解説 豊川斎赫

著者:豊川斎赫

出版社:岩波書店

サイズ:文庫

ページ数:288

発行年:2021.07