集落への旅
著者はメキシコの木柵の村、イラクの家族島集落、アフリカのサバンナの集落などを訪れ、それらに独自の個性とインターナショナルな文化の共有関係を見出し、集落が登場する新たな「世界風景」の形成を試みる。
■目次
・はじめに 集落に世界を見る
・I 集落への旅 地中海
旅のはじまり/未来のための「一枚のスケッチ」/集落の支配的部分/メディナの体験/クエバスの集落を行く/自然の潜在力
・II かげりのなかの集落 中南米
異種の領域の旅/移植型集落と土着型集落/ティカルの集落/さまざまな集落/離散型集落/離散と構築の対峙
・III 周縁が見える集落 東欧から中東へ
中心の形成法/集落の境界/東欧からアドリア海へ/トルコからイランへ/解説から展開へ
・IV 形象をこばむ集落 イラク・インド・ネパール
破綻を許す空間の組みたて/全体を統御するものの不在/混成系としてのインド/分離可能な空間/インドに学ぶ意味
・V 集落のある「世界風景」 西アフリカ
サハラを行く/コンパウンドと円形プラン/建築のなまり/豊かな「世界風解」に向けて
・あとがき
著者:原広司
出版社:岩波書店
サイズ:新書
ページ数:216
発行年:1993.10
