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自然な建築

セール価格 968円(税込)

20世紀の世界を覆い尽くしたコンクリート。それは場所と素材との関係性を断ち切り、自然を画一化する建築であった。自然さとは、素材や景観だけの問題ではない。隈研吾がタウトやライトの作品にラジカルな方法論を読み解き、水、石、木、竹、土、和紙などの素材をそれぞれの場所に活かす試みのかずかずを語る。

■目次

・序章 20世紀とは

・1 流れゆく水 水平へ、そして粒子へ

・2 石の美術館 切断の修復

・3 ちょっ蔵広場 大地と融けあう建築

・4 広重美術館 ライトと印象派と重層的空間

・5 竹 万里の長城の冒険

・6 安養寺 土壁のデモクラシー

・7 亀老山展望台 自然と人口の境界線

・8 和紙 究極の薄い壁

・終章 自然な建築はサステイナブルか

・あとがき

著者:隈研吾

出版社:岩波書店

サイズ:新書

ページ数:213

発行年:2008.11