日本のデザイン 美意識がつくる未来
まさしく歴史的な転換点に立つ日本。大震災を経て、とりわけ経済・文化活動のあらゆる側面において根本的な変更をせまられる今、この国に必要な「資源」とは何か?マネーではなく、美を、幸福を、誇りを得るために、立ち戻るべきは「感受性」である。つねに「ものづくり」の最先端をリードしてきた著者が、未来への構想を提示する。(まえがき)
■目次
序 美意識は資源である
1 移動 デザインのプラットフォーム
2 シンプルとエンプティ 美意識の系譜
3 家 住の洗練
4 観光 文化の遺伝子
5 未来素材 「こと」のデザインとして
6 成長点 未来社会のデザイン
著者:原研哉
出版社:岩波書店
サイズ:新書
ページ数:244
発行年:2011.10
