
日本の建築
都市から自然へ、そして集中から分散へ。モダニズム建築とは異なる道を歩んだ日本の建築家の足跡を辿り、その精神に迫る。
西欧の建築に日本が出会って約一五〇年、建築家たちは日本建築をどう捉え、どう表現してきたのだろうか。たびたび災害に見舞われる日本で、たとえば村野藤吾をはじめとする建築家は「弱さ」や「小ささ」を大切にしながら、モダニズムとは異なる道を歩んだ。その精神を受け継ぎ著者は次へと歩を進める。日本建築の本質と未来。
著者:隈研吾
出版社:岩波書店
サイズ:新書
ページ数:247
発行年:2023.11