建築に何が可能か 建築と人間と
三〇歳を迎えるにあたって、建築への苦悩と可能性を赤裸裸に吐露した書き下ろしデビュー作にして代表作。明快な構成で、建築理論と現代思想を融合させ、近代建築の再考を促す本書は刊行から六〇年近くを経ても全く色褪せない。自身の理論と実践を通じて未来の建築の方向性を模索する「幻の名著」、待望の初文庫化!(解説=山本理顕)
■目次
・第一章 基礎的な見解
初源的な問い
言語の領域
デザイン行為の構造
・第二章 一般的考察
多様への展開
被覆性と搾孔作業
非連続性の構造
美・連帯・環境
・第三章 反省 近代建築の方法とその批判
客観性
機能
運動
機械
部分と全体
・歴史も喚問する
・第四章 建築論
有孔体の理論
浮遊の思想
・註
・参考文献
・解説 愛の建築 山本理顕
著者:原広司
出版社:岩波書店
サイズ:文庫
ページ数:298
発行年:2026.09
