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朝日選書 塔と仏堂の旅 寺院建築から歴史を読む

セール価格 1,430円(税込)

醍醐寺の塔は何のために建てられたのか。奈良時代、唐招提寺金堂の中では何が行われたのか。多くの人を引き付ける寺院建築の空間構成や意味、構造などを読み解くことによって、その魅力に迫る。

■目次

・I 仏堂の空間と 儀式-古代から近世への変遷

仏堂空間への誘い/1 唐招提寺 古代仏堂の空間と中世的変容/2 当麻寺 伝説の地に建つ中世仏堂/3 照蓮寺 住宅風の空間をもつ真宗寺院

・II 塔 形・意味・技術

塔への誘い/日本の塔の形式と意味/1 醍醐寺 伝統の五重塔 新来の曼荼羅/2 根来寺 唯一現存する中世の大塔/3 浄瑠璃寺 浄土庭園に立つ優美な三重塔

・III 中世瀬戸内の寺と社会

中世建築様式への誘い/折衷様建築とその社会的背景/1 浄土寺-尾道水道に臨む中世寺院/2 明王院-折衷様建築の最高傑作/3 讃岐 国分寺-古代寺院の再興と律衆

・あとがき

・寺院紹介/参考文献

著者:山岸常人

出版社:朝日新聞社

サイズ:B6

ページ数:301

発行年:2005.03