行動主義 レム・コールハース ドキュメント
プラダエピセンター、中国中央電視台本部ビル、オランダ大使館など、国際的建築物を多数手掛けるカリスマ、レム・コールハース。彼はリムジンや飛行機の中で仕事を続けるだけでなく、会議中でさえ、別の案件を考え、関係者とやり取りを始めてしまう。そんな世界一多忙と言われる男に密着し、その思考・行動を赤裸々に語る、初のドキュメンタリー。ビジネスマンが渇望する究極の時間の使い方を、コールハースが明らかにする。文庫化にあたり、コールハースへのインタビューを大幅に加筆。※本書は2004年3月、TOTO出版より刊行されたものを再編集・加筆したものです。
■目次
・第I部 ドキュメント
ともかくロッテルダムを目指す、モノがあふれている
ブックレット。思想ツールとして、掟やぶり
シラキュースへ向かう、レクチャー
移動/荷物、クライアント
メディア/パラサイト、エレベーター
ミーティングは続く、全部ひとりでやっている
質問をする癖、冬の北京へ
転換点、北京のミーティング
上海へ、再びロッテルダムへ
「サッド」「アグリー」「ハッピー」、回り舞台
中国人来たる、ダイヤグラムとチャンス理論
再びロサンゼルスへ
・第2部
レム・コールハース インタビュー
パート1、パート2
著者:瀧口範子
出版社:朝日新聞出版
サイズ:文庫
ページ数:864
発行年:2016.04
