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建築史学 第30号

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1983年4月に発足した建築史学会の機関誌。戦後、建築史の領域が専門分化し多様なアプローチや関心の広がりを背景に発足した建築史学会の研究の情報交換や相互の交流の場として発刊された。

■目次

・論文

 近世後期における神社造営と本殿形式の変化について 隠岐島後の玉若酢命神社本殿・水若酢神社本殿の寛政度造営を中心として 光井渉

 アダム兄弟の建築理論とスコットランド啓蒙の美学思潮 近藤存志

・研究ノート

 平泉中尊寺の構想と現実 藤島亥治郎

 蘇る台徳院霊廟 英国ロイヤル・コレクションに眠る徳川幕府確立を象徴する建築模型 ウィリアム・コールドレーク

 松代藩火の見櫓の行方 伊藤友久

 岩手県南部地方の民家にみる柱内法制と柱間寸法 清水擴

・学界展望

 寺院建築史(古代・中世) 冨島義幸

・紹介

 太田博太郎先生の日本学士院会員選定 藤井恵介

 村松貞次郎先生をしのんで 藤森照信

・修復トピックス

 寛政再建時の冷泉家住宅について 熊本達哉

 神戸洋館の耐震復旧工事 重要文化財 神戸居留地十五番館と旧トーマス住宅の復旧工事 今井成享

・書評

 阪神・淡路大震災文化財建造物調査会『文化財建造物の耐震的保存方法に関する研究 太記祐一

 小泉和子・玉井哲雄・黒田日出男編『絵巻物の建築を読む』 後藤治

 川上貢著『近世上方大工の組・仲間』 渡辺勝彦

 初田亨著『職人たちの西洋建築』 中谷礼仁

 Akira Satoh Building in Britain:The Origins of a Modern Industry 吉田鋼市

 ジョン・ラスキン著 福田晴虔訳『ヴェネツィアの石』 堀賀貴

 藤森照信・汪坦監修『全調査東アジア近代の都市と建築』 中沢信一郎

著者:

出版社:建築史学会

サイズ:B5

ページ数:236

発行年:1998.03