
台湾日式建築紀行
古さとモダンを併せ持つ外観、大胆で遊び心に満ちた意匠、家主の情熱と美学を語る改修の痕跡。
台湾の風土と人々の歴史が刻まれた「日式建築」を、圧倒的熱量のスケッチと共に旅する、かつてない台湾紀行書。台湾先行翻訳で話題となった、イラスト満載、オールカラーのフィールドノート。
※台湾の「日式建築」とは
日本統治時代(1895‐1945)に建てられた建築群。洋風・和風または折衷様式など、意匠的・技術的に日本をルーツとする。
■目次
序章 台湾の日式建築とは/フィールドノートに刻む記憶
第1章 台湾最古の港の路地へ 台南
第2章 南洋進出の夢と戦争の記憶 高雄
第3章 西海岸をゆく 桃園・苗栗・台中・彰化・雲林・嘉義
第4章 最果ての地に輝く建築 屏東と澎湖
第5章 東海岸の旅 花蓮・台東の日本人の足跡
第6章 首府の景観・伝統と変化 台北・基隆のまちなみ
第7章 保存・再生に挑む人々
コラム 建築保存と民主主義/建築用語集
著者:渡邉義孝
出版社:KADOKAWA
サイズ:A5変
ページ数:320
発行年:2022.11