日本の<地霊 ゲニウス・ロキ>
国会議事堂の屋根のかたちは、どう考えても不思議である。・・・・・・国会議事堂は伊藤博文の墓だった?ここ十数年、「地霊 ゲニウス・ロキ」という概念を追い続ける鈴木博之氏。前著である「東京の地霊」から10年。さらにその視点をのばし、地方の鹿鳴館や、広島平和記念公園(丹下健三)など、東京から、大阪、神戸、広島など、日本各地の「土地の記憶」を掘り起こし、都市や建築とわれわれを橋わたしをする「土地へのまなざし」の回復を試みる。
著者:鈴木博之
出版社:講談社
サイズ:新書
ページ数:231
発行年:1999.12
