建築プロダクトデザイン
家具のように動く建築? 空間をつくる家具?この発想の転換が、建築の寿命を延ばし、都市の景観を保存する。わたしたちの暮らしの未来が見えてくる。
日本では、多くの住宅が世代ごとに使い捨てられている。建築が、住人やライフスタイルの変化に対応できないためだ。建築内部の自由度を高め、長く使えるようにするための「建築と家具の間のデザイン」を提案する。
■目次
・Chapter 0 はじめに:建築プロダクトデザインとは
Part 1 モバイルアーキテクチャー/家具のように動く建築
Chapter 1 スーツケースに詰め込み、持ち運べる建築
Chapter 2 分解・組み立て・輸送可能な建築
Chapter 3 紙の建築
Chapter 4 車はもともと移動する建築だ
・Part 2 建築家具/建築の機能を併せ持つ家具
Chapter 5 家具であり同時に建築であるプロダクト
Chapter 6 分解・組み立て・拡張可能なプロダクト
Chapter 7 光によって場所をつくるプロダクト
Chapter 8 おわりに:建築プロダクトデザインは空間の知能化に向かう
著者:鈴木敏彦
出版社:講談社
サイズ:B5
ページ数:160
発行年:2013.04
