都市の中の住まい これからの住文化
建築の近代化、住宅建設の合理化は、床の間、長押、縁、そして畳までをも、都会の住まいから追いやりつつある。伝統的な日本人の住文化を根底から変えるこの急激な住意識、生活様式の変化のゆきつくところはどこか。新しい時代の、新しい住文化を模索する。
■目次
・住むということ-日本人の住意識 加藤秀俊
東京の住宅事情/日本の住まいのスタイル/スタイルの崩壊と、その理由/住まいの中のアンビバレンス/これからの住意識
・日本の住宅・外国の住宅 早川和男
はじめに/住居と基本的人権の確立/福祉の基礎としての住居/住居のもつ社会的性格/諸外国の住宅運動
・建築の近代化と住宅 長谷川尭
大都市型住居の出現/「アテネ憲章」と二十世紀の都市計画/工業製品化した住宅建設/建築の空間と設計者の仕事/量より質の時代へ
・新しいスミカとしての都市 上田篤
人間環境ショック/機能的都市と生態的都市/人間にとってナワバリとは何か/ハイウェイのバイウェイ化/都市の中における迷路の意味/「居心地のいい」都市
著者:加藤秀俊、早川和男、長谷川尭、上田篤
出版社:講談社
サイズ:B6
ページ数:246
発行年:1983.04
