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東京駅の建築家 辰野金吾伝

セール価格 2,750円(税込)

唐津藩の下級武士辰野金吾は上京し、英国に留学。日本銀行や東京駅を手がけて、近代日本の魂をも作った!

わが国近代建築のなかで、東京駅はおそらく最も多く小説に取り上げられてきたものであろう。とくに私の記憶に残っているのが、江戸川乱歩『怪人二十面相』である。怪盗が帝都に跳梁する状況下、待ちに待った名探偵明智小五郎が帰朝し、颯爽と東京駅に降り立つ。この名探偵を外務省の役人に変装した二十面相がプラットホームで出迎え、二人はステーションホテルの一室で対決する。

「この駅はあたかも光線を放射する太陽のようなものだ。あらゆるものの中心となって、ここから光を四方八方に放ってほしい」と、開業の祝賀式で時の首相大隈重信が述べた言葉は、まさに以後の東京駅と近代日本の行く末を言い当てることになった。――(あとがき)

著者:東秀紀

出版社:講談社

サイズ:195×135

ページ数:478

発行年:2002.09