伊勢神宮 魅惑の日本建築
こんどの本では、自分なりの神宮像もうちだしている。そのなりたちに関する、歴史的な見とおしも、書ききった。傍観者席の安全地地帯からは、足を踏み外している(中略)。
この本を読んで、私とはちがう神宮論をくみたてることも、できなくはないだろう。
読者が、其々の判断でべつの読みときをこころみても、べつにかまわない。私の本は、読んだ人が自分なりの神宮論をひねれるところまで、つれていく。その案内役も、果たせているはずである。(「まえがき」より)
■目次
まえがき 裸眼の神宮論へ
第1章 雲ガ畑にそびえる千木
第2章 「天地根元宮造」の二百年
第3章 世界のなかの伊勢神宮
第4章 雲南、南洋、ツングース
第5章 黄河か長江か
第6章 弥生の神殿が浮かぶまで
第7章 池上曾根の光と影
あとがき 日本的建築様式をめぐって
著者:井上章一
出版社:講談社
サイズ:A5
ページ数:556
発行年:2009.06
