「民都」大阪 対 「帝都」東京 思想としての関西私鉄
大阪。30年代まで人口、面積、経済すべてに「帝都」を圧した「民衆の都」。ターミナル・デパート、高級住宅地・・。私鉄を中心に花開く市民の文化。しかし、昭和天皇の行幸を境に「帝国の秩序」が浸透し、人々の心は変容する。権力の装置=「国鉄」と関西私鉄との葛藤を通し、「都市の自由」の可能性とその挫折を描く。
■目次
・はじめに 昭和大礼の光景
・私鉄という文化装置
・「私鉄王国」の黎明
・「阪急文化圏」の成立
・昭和天皇の登場
・阪急クロス問題
・「帝都」としての大阪
・おわりに 「紀元二千六百年」の光景
著者:原武史
出版社:講談社
サイズ:B6
ページ数:254
発行年:1998.06
