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江戸と江戸城

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古代「阿豆麻(あづま)」~「大江戸」完成まで。

急拡大を遂げた世界一の都市は、城を中心とする「渦巻き構造」を持つ。町の成立過程と実態を徹底的に腑分けする。

古代名「阿豆麻」=東国は中世まで、常に辺境であった。鎌倉時代、武士の江戸氏が、浅草~蒲田~喜多見~阿佐カ谷一帯を治めるも、没落。廃墟=江戸は百年後太田道灌によって再興(一四五七)。家康・秀忠・家光の三代で、城と城下町が完成(一六四〇)。その後もスプロールを続け、世界最大の都市となる。江戸の歴史・構造・実態を、証拠をもとに徹底再現。1966年鹿島出版会よりSD選書の一冊として刊行された書籍を復刻。

■目次

第一部 江戸の歴史

 第一章 関東的世界の成立――古代以前(~十二世紀)

 第二章 江戸の誕生――中世(十三世紀~十六世紀)

 第三章 江戸の建設――天正一八年(一五九〇)~明暦二年(一六五六)

 第四章 大江戸の完成――明暦三年(一六五七)~正徳五年(一七一五)

 第五章 スプロール――享保元年(一七一六)~慶応三年(一八六七)

第二部 江戸の都市と建築

 第六章 都市の構造

 第七章 武家地の建築

 第八章 寺社地の建築

 第九章 町人地の建築

 第十章 都市施設

著者:内藤昌

出版社:講談社

サイズ:文庫

ページ数:254

発行年:2013.03