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火と水と木の詩 私はなぜ建築家になったか

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数多くの優れた住宅を手がけ、日本の風土と文化に根ざした建築にこだわり続けた吉村順三。日本を代表する建築家が、子ども時代や修行時代のこと、建築家の役割、設計の具体的なテーマなど、自身と自らの建築哲学を語り尽した、1978年の貴重な講演録。本書のテキスト部分は、その岐阜県での講演に際し発行されたものに、若干の訂正と註、図版を加えて新たに編集されたもの。住宅の名作として知られる自邸「南台の家」の撮り下ろし写真も収録。

■目次

・1.私はなぜ建築家になったか

 陣地あそび/家に対する関心の芽生え/帝国ホテルとの出会い/建築を学ぶ決心

 岡田信一郎先生との出会い/美術学校時代/学生時代の海外旅行

 日本伝統建築の再発見/アントニン・レーモンドとの出会い

・2.修行時代

 建築設計の第一歩/図面の大切さ/本物の建築とは?(コロニアル建築)

 アメリカでの設計活動/プランと高さ関係の発見/日本建築の天井高

・3.日本での設計活動

 グリッドは運命的である/日本建築が近代建築に影響を与えた

 土地に生まれた建築こそ本物/建築は本能的に人間をひきつける

 設計の基本は住宅から

・4.建築家の役割

 建築の仕事は欲得なし/建築家への信頼は教育にあり/建築創作の喜びと責任

 設計は自分の責任で自分の為に/自然と交流する形/商業主義と建築

 建築は人間の精神安定剤/建築家は自然から学ぶ/デザインとは温故知新

 血でつながっている伝統建築との絆/自然と伝統の中に息づく建築

・5.一問一答

 愛知県立芸術大学の設計にあたって/奈良国立博物館の設計にあたって

 ポカンティコヒルの家(ロックフェラー邸)/建築と風土の係わり合い

 住宅の設計について一言/形態思考について/自然との係わり合い

 環境とデザイン/建築の使われ方

・6.夕食会にて

 若い建築家の独立/アメリカの建築界/吉村設計事務所のシステム

 設計者と施主/設計事務所の分業について/設計手法/愛知県立芸術大学について

 遠藤邸(岐阜市)/ファイヤー・プレイスの設計/建売住宅と建築家の役割

 建築行政について/日本人の建築意識/現代建築について/建築と環境

 建築をめざす人々に

・南台の家

著者:吉村順三

出版社:新潮社

サイズ:210×190

ページ数:125

発行年:2008.11