住宅巡礼

コルビジェの小さい家、ライトの落水荘、リートフェルトのシュレーダー邸・・・20世紀の偉大な建築家たちの溢れるような創造力は、個人住宅でもいかんなく発揮された。名作を名作たらしめる秘密はどこに？住宅を訪ね、玄関のドアをノックすれば、その答えが見つかるかも・・。本書は、建築家・中村好文が、カメラとスケッチブックを片手に世界各地を巡る、旅と発見のフィールドノート。住んでいる人の息吹が伝わってくるようなスケッチと写真、そしてなによりも住宅に対する細やかな愛着が伝わってくる。巻末には読者のための住宅案内（地図と連絡先）が、さらに、収録された住宅の平面図は1/150の縮尺。帯についてる物差しを使えば、各部の寸法もわかる！