ル・コルビュジエの勇気ある住宅
住宅にこそ、ル・コルビュジエのすべてがつまっている。処女作「ファレ邸」から代表作「サヴォワ邸」、終の栖となった「カップ・マルタンの休暇小屋」まで、敬愛する巨匠の仕事を読み解きながら、モノをつくるとは何かを明らかにする、安藤忠雄のスリリングな建築談義!詳細年譜つき。
■目次
20世紀の巨匠たち/なぜ、ル・コルビュジエか?/17歳、なんとなく建築家 ファレ邸/壁がなくとも家はできる ドミノ・システム/あまりに早すぎた大衆住宅 シトロアン住宅/理性とドラマが葛藤する傑作 サヴォワ邸/集まって住む夢 ユニテ・ダビタシオン、マルセイユ/インドで風を見つけた サラバイ邸/20世紀の遺跡 ロンシャンの礼拝堂/闘う巨匠を癒す場所 カプ・マルタンの休暇小屋/ル・コルビュジエの遺伝子/挑み続けた77年
著者:安藤忠雄
出版社:新潮社
サイズ:210×150
ページ数:127
発行年:2004.10
