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日本の建築遺産12選 語りなおし日本建築史

セール価格 1,760円(税込)
三十三間堂は何故あんなに長いのか?出雲大社が何度も倒れたわけは?壊れる、消える、だからこそつくる。建築界の巨匠が、古代から20世紀に至る12の名建築の隠れた見どころ、意外な真実を語り尽くし、解き明かした「日本的なるもの」とは?三内丸山遺跡から代々木オリンピックプールまで「これだけは見ておきたい建築遺産」案内つき。「3・11後の建築」を展望するエッセイも緊急収録! ■目次 ・はじめに 「柱」と「架構」から日本建築史を読みかえる ・1 神を感知するために  [垂直の構築]出雲大社 超高層神殿をささえた柱  [水平の構築]伊勢神宮 古殿地という「出来事」 ・2 <柱>原理主義  [垂直の構築]浄土寺浄土堂 四天柱から飛ぶ太い梁  [水平の構築]唐招提寺金堂 列柱が生む端麗な空間 ・3 のびゆく内部空間  [垂直の構築]円覚寺舎利殿 天井へと上昇する志向  [水平の構築]三十三間堂 無限焦点のメガ・ステージ ・4 二つのフリースタイル  [垂直の構築]三仏寺投入堂 崖のうえに現れた美学  [水平の構築]西本願寺飛雲閣 光の海に浮かぶ船 ・5 テーマパークの近世  [垂直の構築]さざえ堂 「二重螺旋」という奇想  [水平の構築]修学院離宮 上の御茶屋 雲間に広がる浮遊空間 ・6 20世紀日本建築の到達点  [水平の構築]代々木オリンピックプール 1964年の「大伽藍」  [垂直の構築]水戸芸術館アートタワー 下から上へ伸びる無限の柱 ・おわりに 「やつし」の美学をめぐって ・略歴 ・磯崎新 主な建築作品

著者:磯崎新

出版社:新潮社

サイズ:B5変

ページ数:125

発行年:2011.06