近代化遺産を歩く
幕末以降150年間に、日本は驚くべきスピードで近代化を進めた。鉄鋼、石炭、造船などの基幹産業を立ち上げ、ダムや鉄道をつくり、ホテルや刑務所を建設した。いまでも現役のものもあれば、すでに取り壊されたものや廃墟と化したものもあるが、そのどれもが力強く、美しい。著者は北海道から九州まで、各地に残された歴史的価値の高い近代化遺産を写真と文で訪ねた。
時計塔/駅舎/機関庫/橋梁/トンネル/ダム/水力発電所/火の見櫓/灯台/気象台/他
著者:増田彰久
出版社:中央公論新社
サイズ:新書
ページ数:224
発行年:2001.09
