日本の庭園 造景の技とこころ
石と水、そして木。日本庭園はこれを巧妙に組み合わせ、その地の自然と歴史と文化を一体として表現してきた。方寸のなかに宇宙を展望しようとしたのである。その構成はどのようなものか、魅力はどこから生じるのか。神仏の庭、貴族の庭、大名庭園、庶民の庭と各地の名園を訪ねて考察する。また、植栽、石組、庭橋など作庭技術を詳細に解説する。名園名園三十六景の見方、味わい方も紹介する本格的日本庭園入門書。
■目次
プロローグ ホモ・ガーデエンシス
第一章 神仏の庭と人間のにわ
第二章 日本庭園の技術とこころ
第三章 日本の名園三十六景
エピローグ ガーデニングからファーミングへ
著者:進士五十八
出版社:中央公論新社
サイズ:新書
ページ数:292
発行年:2005.08
