排除と抵抗の郊外―フランス〈移民〉集住地域の形成と変容
フランスの移民・マイノリティが集住する「郊外(バンリュー)」を対象に、その形成と変容を歴史・社会学・都市研究の視点から分析した研究書。住宅政策や都市再生、レイシズム、移民政策などが郊外の空間構造と住民の生活に及ぼした影響を検証するとともに、差別や排除に対する住民の多様な抵抗やコミュニティ形成の実態を明らかにする。2015年の風刺新聞社襲撃事件を契機に顕在化した社会的亀裂も取り上げ、都市空間と社会的不平等、統合政策との関係を実証的に考察した、都市社会学・移民研究・現代フランス研究を横断する一冊。
著者:森千香子
出版社:東京大学出版会
サイズ:A5
ページ数:336
発行年:2016.03
