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都市の戦後 増補新装版 雑踏のなかの都市計画と建築

セール価格 8,140円(税込)

終戦から60年代までを軸に、「戦災復興」「不燃化運動」「都市再開発」の3つの主題から、インフラ整備だけではない姿を浮かび上がらせ、戦後都市の実相に迫る、気鋭の研究者のデビュー作を、その後の戦後都市研究をサーベイする論考を所収し、装いも新たに復刊する。

■目次

序章  都市の戦後、戦後の都市計画と建築

第一部 東京の戦災復興とその後

第一章 東京戦災復興計画と実現した空間

第二章 闇市の簇生と変容:都市建築としてのマーケット

第三章 石川栄耀の都市計画論と「戦後」

第二部 都市不燃化運動とその終焉

第四章 都市不燃化運動の生成と伝播

第五章 日本橋問屋街の都市不燃化運動

第六章 今泉善一と地方都市の防火建築帯

第三部 「都市再開発」の誕生

第七章 用語「再開発」の誕生と変容

第八章 新橋西口市街地改造事業に見る社会と空間:ニュー新橋ビルに刻まれた戦後

補章  民間ディベロッパーと再開発コンサルタントの誕生

結章  戦後日本の都市の位相

増補  戦後都市史研究その後

著者:初田香成

出版社:東京大学出版会

サイズ:A5

ページ数:464

発行年:2024.05