建築家のドローイング
著者のドローイング論を自らの作品を交えて展開。9世紀以来の東西の36の特筆すべきドローイングとその建築物の写真などを取り上げ、時代に与えたインパクト、建築史的意味、後世への影響等について、生きいきとしたエピソードを交えて解き明かす。
■目次
・建築家は何によって描くか ドローイングについての粗描的な論考
・建築家はどのように描いてきたか
九世紀ベネディクト会修道院の理想的計画図/ヴィラール・ド・オヌクールのスケッチブック/レオナルド・ダ・ヴィンチの円形教会堂/ミケランジェロのラウレンティアーナ図書館/バルダッサーレ・ペルッチの聖ペドロ聖堂内部スケッチ/アンドレア・パラディオの古代神殿の復元設計/ガリ・ビビエーナ一族の建築的幻想/ジョバンニ・バティスタ・ピラネージの牢獄の幻想/植民地時代のアメリカのある植物学者の住宅と庭/トーマス・ジェファソンの自邸/クロード‐ニコラ・ルドゥーのブザンソン劇場内部透視図/エティエンヌ‐ルイ・ブレーのニュートン記念碑/カール・フリードリッヒ・シンケルの石版画によるゴシック聖堂/サー・ジョン・ソーンの作品によるジョセフ・ガンディの幻想の都市/ジョサイア・コンドルの工部大学校南門と門衛室/辰野金吾の工部大学校第一回卒業設計/H・H・リチャードソンのエイムズ邸計画案/アントニオ・ガウディのコロニア・グエル教会堂/チャールズ・R・マッキントッシュの旅行スケッチ/フランク・ロイド・ライトのハーディ邸/グンナール・アスプルンドのイタリアの旅行スケッチ/ミース・ファン・デル・ローエのガラスの摩天楼計画案/ルイス・H・サリヴァンの建築装飾/ウラジミール・タトリンの第三インターナショナル記念塔計画案/パリ美術学校における中村順平の課題作品/ヒュー・フェリスの高層都市/ブルーノ・タウトの見た日本の住居/内田祥三の東大本郷キャンパス構想図/白井晟一の原爆堂計画案/アルヴァ・アアルトのイマトラの教会堂/ルイス・I・カーンのリチャーズ医学研究棟/ピエール・ルイージ・ネルヴィのローマの高架道路橋/ル・コルビュジエのフィルミニの教会堂/前川国男の聖マリア大聖堂/エーロ・サーリネンのエール大学スケート場/カルロ・スカルパのブリオン夫妻の墓
・あとがき
著者:香山壽夫
出版社:東京大学出版会
サイズ:菊
ページ数:181
発行年:1994.11
