
トム・ヘネガン 近代建築10の講義
これからの建築をクリエイティブに考えようとするときこそ、近代建築の歴史と思想が重要だ。自らも創造しつつ、日本の大学の教壇に立った著者が、10のテーマでル・コルビュジェ、レオニドフ、スターリング、マーカット、安藤、磯崎ら、現代建築の先導者たちが何に向き合い創作してきたかを語る。読者に「読者自身のための建築史・建築思想」を触発する、東京藝術大学における講義。
■目次
・はじめに
・第1講 近代建築とは何か? ル・コルビュジエ
・第2講 先例と発明 スターリング
・第3講 革命 ル・コルビュジエ、レオニドフ、メーリニコフ、マイヤー/コールハース
・第4講 時代精神と技術:1 ル・コルビュジェ、フラー、シャロー、インヴェルニッツィ
・第5講 時代精神と技術:2 NASA、アーキグラム、プライス、ハイテック
・第6講 テクトニクス ズントー、ゼンパー、ミース、レヴェレンツ
・第7講 自然 マーカット
・第8講 太陽光の意味 ル・コルビュジエ、フェーン、サーリネン、カーン、安藤
・第9講 大地 ハディッド、ウッツオン、ズントー、リベラ、リン
・第10講 意味 磯崎、ミケランジェロ
・トムへのコメント
ピーター・クック
・我が友ドム・ヘネガン 私的な訳者あとがき
八束はじめ、松下希和
著者:トム・ヘネガン、八束はじめ、松下希和
出版社:東京大学出版会
サイズ:A5
ページ数:256
発行年:2025.03