メガシティ 3 歴史に刻印されたメガシティ
メガシティの実態を知るには、現状だけ見ていても十分ではない。本巻では、メガシティと歴史の相関をテーマに、東京に次ぐ世界第二の都市圏人口を抱えるジャカルタを俎上にのせ、ジャカルタがメガシティへといたる、16世紀から20世紀までの歴史的な発展プロセスを辿る。
■目次
第1章 総説――なぜジャカルタを歴史的に見るのか?
第2章 ジャカルタの国際的契機:マニラ、マカオ、マラッカ、そして日本
第3章 歴史からみたジャカルタの自然と都市空間
第4章 会社のつくった都市バタヴィア:オランダ東インド会社時代、1619-1799年
第5章 オランダ領東インドの中心都市としてのバタヴィア、1800-1949年
第6章 メガシティ化するジャカルタ――独立後の変容
第7章 計画されたジャカルタ――空間計画の枠組みとその実現を支える技術をめぐって
「座談会」ジャカルタはなぜメガシティになったのか
著者:村松伸、島田竜登、籠谷直人
出版社:東京大学出版会
サイズ:A5
ページ数:272
発行年:2016.08
