シリーズ 都市・建築・歴史 04中世の文化と場
古琉球の禅宗寺院からイタリアの海洋都市まで、人やモノが行き交う「場」が多彩に形成され、制度・政治に縛られない自由な「文化」が花開いた14から16世紀-躍動の時代の都市における、建築・空間のあり方を生き生きと描き出す。
■目次
・序 文化と場 伊藤毅
・1 中世の施主と大工 後藤治
・2 古琉球の環境文化-禅宗寺院とその境致 高橋康夫
・3 会所と唐物-室町時代前期の権力表象装置とその機能 島尾新
・4 描かれた中世、語られた中世 五味文彦
・5 イタリアにおける中世海洋都市の比較論 陣内秀信
・6 中世城郭の技術 千田嘉博
・7 ゴシックの空間と壁-線条表現の特質 佐藤達生
著者:鈴木博之、石山修武、伊藤毅、山岸常人
出版社:東京大学出版会
サイズ:A5
ページ数:293
発行年:2006.06
