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シリーズ 都市・建築・歴史 06都市文化の成熟

セール価格 4,840円(税込)

日本では江戸を代表とする巨大都市が形成され、西欧ではナショナリズムを背景に国民国家が成立した17世紀後半-19世紀。都市は、技術や民間資本の経済機構の急速な成長のもとにインフラ整備され、民衆文化の隆盛とともに重層的な発展を遂げた。移行期に生まれた「近代」的諸相を析出する。

■目次

・序 都市文化の成熟 伊藤毅

・1 塀の向こうの神仏 近世都市社会における武家屋敷 岩淵令治

・2 国民国家の首都 杉本俊多

・3 近世寺社境内の様相 光井渉

・4 村(ヴィレッジ)としての東京 変転する近代日本の首都像 ヘンリー・スミス(東辻賢治郎 訳)

・5 河川改修にみる江戸時代の土木技術 知野泰明

・6 建築教育と様式論争 羽生修二

・7 「ポスト・オスマン」期のパリ都市空間形成 レオミュール通りにおける都市組織の変遷をめぐって 松本裕

・8 「国学」の都市性 宣長学のいくつかのモティーフから 小野将

・執筆者・役者・編者略歴

著者:鈴木博之、石山修武、伊藤毅、山岸常人

出版社:東京大学出版会

サイズ:A5

ページ数:410

発行年:2006.06