シリーズ 都市・建築・歴史 10 都市・建築の現在
現実の都市・建築は、過去との関係性のなかでしか生まれない。20世紀、西欧中心主義・資本主義の大量消費社会において生み出され続けてきた現代建築の方向性、都市・建築の未来を読み解く鍵として、ふたたび「歴史」に立ち返る。
■目次
・序 現代の特質-何をもって現代とするか 石山修武
・1 住宅の生産と流通 松村秀一
・2 オフィスビルの表現-ファサード技術とエンジニアリングの変遷 清家剛
・3 一九六八年-パリの五月革命をめぐる思想と建築 五十嵐太郎
・4 病理としての建築-近代と「美学の生理学」 ヨルク・グライター/海老澤模奈人訳
・5 環境問題としての風景論 中川理
・6 難民キャンプの現状 森川嘉一郎
・7 都市と建築 その機能と寿命 鈴木博之
・執筆者・訳者・編者略歴
著者:鈴木博之、石山修武、伊藤毅、山岸常人
出版社:東京大学出版会
サイズ:A5
ページ数:369
発行年:2006.08
