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都市の戦後 雑踏のなかの都市計画と建築

セール価格 7,920円(税込)

終戦から60年代までを軸に、「戦災復興」「不燃化運動」「都市再開発」の3つの主題から、インフラ整備だけでなく、一元的な視点には還元できない多様な主体が交錯する社会的運動としての都市計画と建築建設を描き出し、そこから浮かび上がる戦後の「都市」の可能性に迫る。

■目次

・序章 都市の戦後、戦後の都市計画と建築

第一部 東京の戦災復興とその後

・第一章 東京戦災復興計画と実現した空間

・第二章 闇市の簇生と変容 都市建築としてのマーケット

・第三章 石川栄耀の都市計画論と「戦後」

第二部 都市不燃化運動とその終焉

・第四章 都市不燃化運動の生成と伝播

・第五章 日本橋問屋街の都市不燃化運動

・第六章 今泉善一と地方都市の防火建築帯

第三部 「都市再開発」の誕生

・第七章 用語「再開発」の誕生と変容

・第八章 新橋西口市街地改造事業に見る社会と空間

 ニュー新橋ビルに刻まれた戦後

・補章 民間ディベロッパーと再開発コンサルタントの誕生

・結章 戦後日本の都市の位相

著者:初田香成

出版社:東京大学出版会

サイズ:A5

ページ数:415

発行年:2011.05