
住宅特集 2008年09月号 家族の距離
■特集 家族の距離
家族の構成とひと括りに言っても、その構成は無数にあり、家族の数だけかたちがあるといえる。今号では、特に家族間の距離に焦点をあてて設計された住宅のケースステディとした。設計における「家族と距離と空間」をめぐる考察と、本作品に対する考察のふたつを中心にまとめられている。
・平面・断面・立面のズレによる「間合い」 乗鞍の家 竹原義二/無有建築工房
・ローカルな必然性 農の舎 Agricultural Barn 五十嵐淳建築設計
・家族の変化に対応したフレキシブルな仕組み 高井戸の家 Abel 谷内田章夫/ワークショプ
・見通しきれない見通し アトリウムハウス 中村勝己/中村勝己建築設計事務所
・異時同図の光景へ タガイ/チガイ 山岸綾/サイクル・アーキテクツ
・空間の柔軟性 格子の家 富永哲史/富永哲史建築設計室
・切妻屋根の下のいろいろな家族たち OUCHI 石川淳/石川淳建築設計事務所
・2世帯・マンション・あるいはシェアリング 国分寺の家 奥村和幸/奥村和幸建築設計事務所
■作品
・A-house 福山博之/福山建築事務所
・SOIHOUSE 遠藤治郎/New-guesthouse+我伊野威之/G.DeSIGN
・立川の家 伊藤寛アトリエ
・いわきの家 伊藤寛アトリエ
・小日向の家 早苗睦恵/セルスペース
■好評連載中
・いま、住宅をつくるときに考えること
青木淳 007 ゲスト:長谷川豪
・住宅力がついてきた
コンクリート躯体の木質空間
蘇る家 上野英二/オークヴィレッジ木造
・近作訪問 上田知正 倉方俊輔
・時評 中村勇大 佐々木仁
著者:
出版社:新建築社
サイズ:A4
ページ数:152
発行年:2008.09