ホーム 思想地図 vol.4 特集 想像力

思想地図 vol.4 特集 想像力

セール価格 1,650円(税込)

「大きな物語」が機能不全に陥った現代社会。物語をつむぐ想像力はどこへ向かうのか?

文学からサブカルチャー、政治思想まで、さまざまな領域で閉塞感が漂っている。消費環境・情報環境の変化による想像力の大きな変貌をふまえ、ときに「未成熟」と批判される日本的想像力を徹底的に吟味。未来を構想するための想像力のあり方を探る。

■目次

・ミニマリズムからハイブリッドへ 東浩紀

・日本的想像力と成熟 中沢新一 インタビュー(聞き手・東浩紀+白井聡)

 10年代へむけて中沢新一を読むためのブックガイド 中川大地

・「構成」の想像力 仲正昌樹

・アート不在の国のスーパーフラット 村上隆 インタビュー

 (聞き手・東浩紀+黒瀬陽平)

・新しい「風景」の誕生-セカイ系物語と情念型 黒瀬陽平

・ラメラスケイプ、あるいは「身体」の消失 斎藤環

・(座談会)物語とアニメーションの未来

  東浩紀+宇野常寛+黒瀬陽平+氷川竜介+山本寛

・キャラクターは越境する?-二つの創作に寄せて 宇野常寛

 (創作)イッツ・オンリー・ア・ビッチ 阿部和重

 (創作)エスパーニャの神 鹿島田真希

・(座談会)村上春樹とミニマリズムの時代

  東浩紀+宇野常寛+福嶋亮大+前田塁

・ポスト・ゼロ年代の想像力-ハイブリッド化と祝祭モデルについて 宇野常寛

・(座談会)変容する「政治性」のゆくえ-郊外・メディア・知識人

  東浩紀+宇野常寛+速水健朗+宮崎哲弥

・(対談)父として考える

  東浩紀+宮台真司

・(特別掲載)「生命化するトランスモダン」への助走 中川大地

著者:東浩紀、北田暁大、宇野常寛

出版社:日本放送出版協会

サイズ:B6

ページ数:428

発行年:2009.11