
建築ジャーナル 2024年05月号 学会賞建築は生き残っているか2
2000年8月号特集「学会賞建築は生き残っているか」の第2弾。
先回掲載した日本建築学会作品賞建築リスト129を再追跡。
あれから24年を経て、それ以降受賞した59作も合わせ、全188の学会賞受賞作品は、今どうなっているのか。加えて日本建築学会賞作品賞の成立と変遷、どこが転機となったかを分析。
受賞作品が次々と解体されていく現実を前に、残る建築と残らない建築はどう違うのか、歴史に耐えうる建築とはどのようなものなのかを考えていく。
■特集 学会賞建築は生き残っているか2
巻頭論文
・日本建築学会作品賞の創設と変遷をめぐって
松隈洋
日本建築学会賞受賞建築の現在
・1949年-2023年受賞リスト
学会賞建築を見に行く
・倉敷アイビースクエア
誰のための建築か 50年後の倉敷アイビースクエア
岡北一孝
・瀬戸内海歴史民俗資料館
ユートピアから地霊へ
福濱嘉宏
・松川ボックス
背景と連続すること、背を向けて歩きだすこと
矢野瞳+葛谷寧鵬
・上勝町ゼロ・ウェイストセンター
残り使われ続ける建築とは
木村智
・郭巨山会所
繋ぎの想像力 木村俊介
考察
・時代に耐えられる建築とは何か
「残る建築、残らない建築、その背後にあるもの」
鰺坂徹
■特別寄稿
「旧鎌倉近代美術館」の発想の原点をめぐって
担当者が語るその設計過程
藤木忠善
著者:
出版社:建築ジャーナル
サイズ:A4
ページ数:
発行年:2024.05