
a+u 2020年08月号 磯崎新の1970年代 実務と理論
磯崎新が建築をどのように考え、つくり、社会に向けて発信したのか。クライアントとどう向き合ったのか、コンセプトから構造や設備、素材におよぶデザインの痕跡を、実施図面とインタヴューで構成。
従来の磯崎新作品集や著作集では、多くがコンセプトとしての建築が語られ、図面は還元化されたシルクスクリーンやインキングによるものが多かった。それにたいして今回は建築のフィジカルな側面からの批評を試みるために、今まで公開されることがなかった実施図面に注目した。
■目次
・序文:磯崎新の1970年代 実務と理論
西沢大良+青木淳
・インタヴュー 1
本企画、クライアント、北九州、大分、磯崎家
福岡相互銀行の設計と発表、72年「a+u」特集号
70年代と手法論、貝島邸、大分県医師会館
インタヴュアー:青木淳、西沢大良
・インタヴュー 2
構造家、北九州市立中央図書館、西日本総合展示場
70年代、「切断」
インタヴュアー:青木淳、西沢大良
・大分県医師会館新館増築
・北九州市立中央図書館
・西日本総合展示場
・貝島邸
著者:
出版社:エーアンドユー
サイズ:A4
ページ数:167
発行年:2020.08