
a+u臨時増刊 駅まち一体開発 公共交通指向型まちづくりの次なる展開
日本における都市開発・まちづくりと、基幹交通である鉄道や駅空間との関連性を分析・考察し、近年日本で実際に整備された開発事例等も概観しながら、これからのアジア型都市開発・まちづくりの拠り所となるべき「駅まち一体開発モデル」について提言を行う。
■目次
・序言 鈴木博明(世界銀行主席都市専門官)
・はじめに
・1章 「駅まち一体開発」とは
鉄道と都市・不動産開発の相乗効果による価値最大化
駅まち一体開発の重要性
モデルA:ハブ駅を中心とした高度複合・集積型開発
モデルB:鉄道整備とシンクロナイズした沿線型開発
「駅まち一体開発」の古典モデル:阪急電鉄のビジネスモデル
・2章 鉄道ターミナル(ハブ駅)における駅まち一体開発
「ターミナル開発」の進化の変遷
「ターミナル開発」の類型
Type A: 西鉄福岡駅 ソラリアターミナル
Type A: 新横浜駅 キュービックプラザ新横浜
Type B: 六本木一丁目駅 泉ガーデン
Type B: みなとみらい駅 クイーンズスクエア横浜
Type C: 汐留駅 汐留シオサイト
Type C: 東京駅 八重洲口開発
Type C: 渋谷駅 駅周辺開発
・3章 鉄道整備とシンクロナイズした沿線開発
民間(鉄道)+民間(開発)モデルの長所
民間開発における計画論的特徴
民間開発における事業論的特徴
沿線価値創出
時代変化に適応した持続的な開発
・4章 駅まち一体開発の事業手法
土地区画整理と市街地再開発
新たな事業制度の創設の展開
開発事業による公共整備
・5章 提言:アジア・メガシティにおける駅まち一体開発の実現を目指して
・6章 駅まち一体開発の背景知識
・終章 TODと東京の都市構造
著者:
出版社:エーアンドユー
サイズ:A4
ページ数:240
発行年:2013.10