都市から見る世界史
人類最大の創造物であり、文化、宗教、商業の揺籃の地として世界を牽引してきた「都市」という場。メソポタミアやギリシアの都市国家から世界帝国の首都・アレクサンドリアやローマ大航海時代の交易都市や産業革命が生んだ工業都市文化と娯楽が支える現代の都市まで、都市を見れば人間の歴史と未来が見えてくる。その精神的・政治的・経済的機能を通して、人類の営みをあざやかに映し出す都市の興亡を振り返る。
■目次
・序章 神聖な場、安全な場、人がにぎわう場
・第一章 世界的に見た都市の起源
・第二章 古代ギリシア・ローマ時代の都市
・第三章 東洋の新時代
・第四章 西洋の都市の復活
・第五章 工業都市
・第六章 「よりよい都市」を求めて
・第七章 新たな都市とその課題
・結論 都市の未来
著者:ジョエル・コトキン、庭田よう子
出版社:ランダムハウス講談社
サイズ:190×135
ページ数:258
発行年:2007.05
