基礎からわかる 建築構造物の設計
建築構造設計という場合、基礎理論としての構造力学と、現実の各種構造・構法とのつながりを正しく理解しておくことが重要である。本書は、構造力学と各種構造を結びつけて、建築構造設計をより深く学べるように、基礎知識から設計演習、さらに実建物の構造設計の紹介までを1冊にまとめる入門書である。本書で用いられる設計例は、それらの設計計算プロセスを正に手計算で追跡できるレベルでまとめている。また、実在する種々の建物の構造設計ディテールを紹介している点も本書の特長を成すものである。
■目次
・第1章 構造設計の基礎
構造設計の概要/荷重と外力/構造形式と構造種別/基礎構造/構造計画/各種の構造設計法
・第2章 建築構造の設計演習
骨組の応力と変形の解析/鉄骨ラーメンの設計/RCラーメンの設計/RC壁式構造の設計/SRCラーメンの設計/CFTラーメンの設計/木造軸組構造の設計/鉄骨トラスの設計/鉄骨張弦梁の設計
・第3章 実建物の設計例
ラーメン構造/トラスおよび張弦梁構造
著者:日本鉄鋼連盟建築構造教材作成委員会
出版社:オーム社
サイズ:B5
ページ数:218
発行年:2004.05
