室内の環境を測る ビル・住まい・学校環境
シックハウス(有害化学物質)問題に見られるように、住宅、学校、会社等において、近年とみに室内空気環境の重要性が増してる。本書では、有害化学物質のほか、浮遊粉塵、照度、騒音、振動、細菌などの測定方法と記録のしかたについて、ビル管理実務者、学校薬剤師などに向け、実務的、具体的に解説している。
■目次
・第一章 室内環境測定にあたって
環境の基準について/環境測定について/測定にあたっての基礎知識
・第二章 室内環境の測定の行い方
単位の基礎知識/温湿度の測定/気温(風速)や感覚温度の測定/放射熱(輻射熱)の測定/温熱などの総合指標
/浮遊粉じんの測定/照度の測定/騒音の測定/振動の測定/ダニアレルゲンの測定/微生物類や細菌、真菌など
・第三章 有害ガスの測定の行い方
有害ガスの測定/簡易測定法/精密測定法/自動計測器
・第四章 特殊な測定のいろいろ
環境測定のまとめ方/換気量の測定法/空気調和機の送風量の測定方法など/空気清浄装置の効率測定
/空気清浄装置と室内浮遊粉じん濃度/室内ユニット(ファンコイルユニットなど)の測定方法/喫煙による室内空気の汚染
/空気清浄機とガス除去/湿り空気線図の使い方/空気環境基準の維持のために
・第五章 環境測定の記録のしかたと建築物衛生法
・環境測定の記録のしかた/建築物衛生法(ビル衛生管理法)
・参考文献・参考資料
・索引
著者:村松学、松村年郎、岡本繁雄
出版社:オーム社
サイズ:A5
ページ数:218
発行年:2005.05
