カプセルとインフィル建築 時代を越える発想と技術
「カプセル」という発想は、昨今のSI住宅、地下シェルター、レジャー用キャラバン車、プレハブ建築等々の源流として、狭小住空間の活用に道を開き、これからの住まい作りに大きな示唆を与えるものである。本書は、「カプセル」という発想、技術、共同開発(コラボ)、インフィルへの展開、その歴史と将来展望を集大成しようとするもので、著者のユニークな経験や国内外の過去の事例をわかりやすく解説すると共に、写真や設計図面等を豊富に用いてビジュアルにまとめている。
■目次
・第1章 狭小住宅の原点 カプセル
1・1 カプセルとは/1・2 走るカプセル/1・3 動くカプセル/1・4 もぐるカプセル/1・5 レジャーカプセル/1・6 カプセルショップ
・第2章 インフィル建築の源流
2・1 ナショナルスペースユニット カプセルとYST人工地盤/2・2 YNSU:国際見本市出展プロトタイプ/2・3 東方邸 現代建築の12人に選定/2・4 SNSU 草津プロジェクト/2・5 KNSU:湖東町プロジェクト/2・6 SNSU:新日鐵プロジェクト/2・7 住宅ユニットの極限を目指すNSU-70X/2・8 人工地盤とカプセル:第1回店舗システムショー/2・9 ビルトランドとカプセル 第2回店舗システムショー/2・10 日経カプセルセンター新大阪/2・11 インフィルへの展開
・第3章 システムインテリアの草分け
3・1 多目的家具 mf/3・2 ハート.コア.オールマイティ/3・3 サニタリーシステム:ss
・付録 住空間工業化となみ理論
著者:東方洋雄
出版社:オーム社
サイズ:A5
ページ数:231
発行年:2007.11
