現代都市理論講義
1960年に結成されたメタボリズムからはじまり、1960年代と1970年代には、都市をテーマとしたラディカル(過激/本質的)なプロジェクトや理論が、世界各地で生み出された。それらは、近代都市計画を乗り越える役割を果たすとともに、今日の都市を認識するに際してのベースともなっている。本書では、この時代を代表する建築家や歴史家を採りあげ、彼らの都市に関わる活動や理論を、丁寧に解説、読解することを試みている。21世紀は〈都市の世紀〉だといわれる中、現代都市を理解し議論するためにも必読の書。
■目次
・序 都市の時代と都市の思想
・第1章 近代都市計画とその限界
・第2章 メタボリズム
・第3章 アーキグラム
・第4章 クリストファー・アレグザンダー
・第5章 アルド・ロッシ
・第6章 シチュアシオニストとニュー・バビロン
・第7章 ロバート・ヴェンチューリとデニス・スコット・ブラウン
・第8章 マンフレッド・タフーリ
・第9章 コーリン・ロウ
・第10章 デリリアス・グローバル・シティ:レム・コールハースと現代都市
著者:今村創平
出版社:オーム社
サイズ:A5
ページ数:288
発行年:2013.03
