
コンフォルト 2025年06月号(203) 家具のアトモアスフィア
■特集 家具のアトモスフィア
・木材に挑み挑まれ
藤森照信の椅子 アートピースになる
・ルーツを見つめ、状況をデザインする 家具の未来をつくる人たち
1 重なり、溶け合うレイヤー 物質と空間の中間にあるもの
ミュラー・ヴァン・セヴェレン(ベルギー)
2 生き続けるデザインを目指す多角的な視点
フィリップ・マロウィン(イギリス)
3 プロダクトに宿った創作の自由と、ものづくりの喜び
イ・カンホ(韓国)
・世界で存在感を確立しつつある 日本ブランドのアイデンティティ
国産材を活用し個性的なブランドを多数展開
カリモク家具
洋家具で培われた技術とアーカイブを現代に生かす
マルニ木工
ロングセラーアイテムを現代に合わせてアップデート
アルフレックス
佐賀の小さな町から日本の家具を世界に発信する
ARIAKE
日本と世界をボーダレスに結ぶアライアンスブランド
KOYORI
デザインを編集するデザインレーベルとして
E&Y
新しい樹種を活用し魅力を引き出す
カンディハウス
日本の素材とデザインで世界に打って出る
TIME & STYLE
地域材を使って成形合板で家具をつくる
天童木工
ミニマルデザインのコントラクト家具を得意とする
by interiors
妥協のないものづくりで着実な支持を海外にも広げる
宮崎椅子製作所
日本のクラフツマンシップと洗練されたデザイン
Ritzwell
・ニュープロダクトのキーワード
いま新鮮に映る復刻
輸送コストも削減する組み立て式
モノを美しく飾るキャビネット
循環を促す国産の材で
安心してくつろげる低い重心
存在感を放つオブジェ的要素
バリエーションが増えたアウトドア家具
ホームユースにもワークプレイスにも
■INTERVIEW
_x001D_ _x001C_リッケ・フロスト カール・ハンセン&サン「SIDEWAYS」シリーズ
岡村孝/O&Mデザイン
日進木工「OM50」
三澤遥 飛騨産業「HIHI DADA」
・家具からインテリアが湧き上がる
Case 1 多彩な要素に寛容な空間の深度
Massif 元木大輔/DDAA
Case 2 プリンのようにぷるぷると弾む柔らかな木のソファ
シヅカラウンジ コヴァレヴァ・アレクサンドラ+佐藤敬/KASA
Case 3 余情を生み出す静謐な棚と躍動する壁
菊水楼 明日棚 長坂純明/ひとともり
・家具のデザインを支える職人
籐
植物界最強の繊維を自在に操るAラタン
テキスタイル・皮革
技があってこそののびやかさROCUS
皮革・テキスタイル
求められることを技術で具現化するいすや技研(
・日本の建築家・デザイナーによる 家具の魅力を次代に正しく伝えたい
GALLERY-SIGN 溝口至亮
・軽やかに越境せよ。
ジオ・ポンティの視線の先にあるもの
■連載
・先生と学生たちは、いまこんなことを考えている。
ケンチク学ビバ 第65回
芝浦工業大学 建築学部建築学科 志手一哉
・寄り道! ニッポン家具産業史第17回
収納を制するものは市場を制す? 佐野由佳
著者:
出版社:建築資料研究社
サイズ:A4
ページ数:144
発行年:2025.05